滾水煮餃子 你不靠我,我不靠你 煮えたぎった湯で餃子を煮る→互いに寄り合わない(頼りにしない=孤軍奮闘)
過橋拆橋 斷了后路(忘了前情) 橋を渡り終えたあとその橋をばらしてしまう→前に受けた人情(恩)を忘れ縁をきってしまう
過年娶媳婦 雙喜臨門 正月の嫁とり→おめでたが二つ一度にやってきた
海底撈針 往哪兒去找(枉費心機) 海底で針を捜す→何処を捜せというのか(無駄な努力)
耗子給貓拜年 拼命討好(送上門的口福) 鼠が貓に年賀の挨拶→命がけのご機嫌とり(相手の方から飛び込んできたうまい話)
后半夜做美夢 好景不長 夜の明け方にすばらしい夢→長続きしないよい目
花木蘭從軍 女扮男裝 木蘭の従軍→男裝の麗人(偽名を使っての代替)
花和尚 念不出真經來 (水滸伝の「魯智深」のような)生臭坊主→まともなお経(腕前→技術)はよめない
畫蛇添足 多此一舉 蛇に足をか描きくわえる→かえって余計なことをする(蛇足)
皇帝的女兒 不愁嫁 皇帝の娘→嫁入り先の心配なし(ブランド商品なら販売先に困らない)
火上澆油 越燒越旺 火に油を注ぐ→ますます燃え盛る
火燒眉毛 且顧眼前(迫在眉睫) 火が眉毛を焼く→焦眉之急(目先の事しか考えられない)
火燒屁股 坐不穩 お尻に火がつく→じっとしておれない。落ち著いて座っておれない
機器人談戀愛 沒有感情 ロボットの戀→感情(人情味)なし
機車的頭燈 只照別人,不照自己 機関車のヘッドライト→他人だけ照らして自分は照らさない
雞蛋碰石頭 不自量力 卵が石にぶつかる→身の程知らず
甲魚咬人 死不松口 すっぽんが人にかみつく→くらいついたら死んでも離さない
江山易改 本性難移 山河の改造は容易いが→人の気持ちを移し変えるのは難しい
借花獻佛 順水人情 人様の花で供養する→他人のふんどしで相撲をとる
進了港的船 遇不到什么風浪 入港した船舶→大した風波には會わない(もう後は大丈夫)
開封到洛陽 古都(咕嘟)古都(咕嘟) 開封から洛陽→ことこと。ぐつぐつ(擬聲語)
看病的先生 不請不來 往診の先生→お願いしなければ來てくれない
口里含冰糖 嘴甜 口に氷砂糖→口が甘い(耳觸りのよい言葉をいう)
夸嘴的商人 沒好貨法 螺吹きの商人→よい物(者)なし
快刀斬亂麻 干凈利落 快刀亂麻→すかっと爽やかな(問題解決)
狼吃東郭先生 恩將仇報 狼が東郭先生を食い殺す→(助けてもらった)恩を仇で返す
老電線桿兒 掛的銜(線)越來越多 古い電柱→掛かっている線(=肩書き)は益々増える
老虎打架 沒人敢勸 虎の喧嘩→怖がって誰も仲裁しない。觸らぬ神にたたりなし
老和尚念經 照本宣科(有氣無力,千篇一律) 年寄りのお坊さんの読むお経→お経の棒読み。融通がきかない
臨陣磨槍 趕不上了 戦爭を控えて武器を磨く→泥縄。間に合わぬ
臨時抱佛腳 來不及 葉わぬときの神頼み→それでは間に合わない |